聖セシリア小学校

2021/11/04 ドウダンツツジ(校長ブログ)

昭和はじめのころの学園の写真を見ると、校庭で子どもたちが手をつないで輪になって遊ぶ傍らに、ドウダンツツジの植木が点在しています。現在、当時の建物は残っていませんが、校庭のマリア像の右手にあるドウダンツツジの古木はその時のものであると思われます。

春先にはかわいらしい白い花がたくさん咲き、これが星に見えることからドウダンを漢字で「満天星」と書くそうです。新緑の季節にはひし形の黄緑の葉を茂らせます。10月半ば過ぎから葉が真っ赤に染まりはじめます。ほぼ一年中私たちを楽しませてくれる低木です。

ところがこの木も7・8年ほど前から枯れ始め、いま生きている部分は4分の1ほどになりました。学園は創立92年目になりますから、当時からの木であるならば老齢のためのやむを得ない変化でしょう。

この花の蜜を代々の子どもたちはこっそり吸って楽しんできました。木の中央にある畳一畳ほどの空間は秘密基地にして遊んできました。木の周りで鬼ごっこもしました。いつもそこにあって子どもを見守り続けてきたドウダンツツジです。

満天星の紅葉をかさね石組めり  水原秋櫻子

Dscf4744 Dscf4750

<<前の記事 次の記事>>


> トップページへ戻る